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事業承継の第一歩は“見える化”から始めよう

はじめに

こんにちは。大分経理代行センターです。中小企業の経営者の多くが直面する問題のひとつが「事業承継」です。誰に、いつ、どのように会社を引き継ぐかという問題は、経営者本人だけでなく、会社全体の将来にも関わる重要なテーマです。

この記事では、事業承継の準備を始めるにあたって、まず何をすべきか、そして“見える化”の重要性について解説します。これを読むことで、承継に向けての初期ステップが明確になり、計画的な移行が可能になります。事業承継に漠然とした不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ今「事業承継」が注目されているのか?

中小企業の経営者の平均年齢は年々上昇しており、後継者不在による廃業が全国的に増加しています。大分県内でも、黒字経営でありながら、後継者が決まらずやむなく廃業するケースが少なくありません。事業承継は、企業の存続と地域経済の安定にとっても非常に重要なテーマなのです。

また、国も事業承継を促進するため、税制優遇支援制度を設けており、今がまさに準備を始めるタイミングとも言えます。

事業承継の“見える化”とは何か?

事業承継の“見える化”とは、会社の現状や課題、今後の方向性を「誰が見てもわかる」ように整理することを指します。これにより、後継者や関係者がスムーズに現状を把握し、引き継ぎを進めることが可能になります。

見える化するべき主な項目

  • 財務状況の明確化:最新の決算書、キャッシュフロー、資産・負債の内訳など
  • 事業内容と収益構造の整理:主力商品・サービス、主要取引先、利益率の高い業務など
  • 経営課題の洗い出し:人材不足、資金繰り、競争環境などの現状把握
  • 社内体制・人材情報の整理:主要メンバーの役割と能力、社内の業務フロー

見える化を行うメリット

  1. 後継者が引き継ぎやすくなる
    業務や財務状況が可視化されていれば、後継者が安心して経営を受け継ぐことができます。漠然とした状態では、判断が遅れたり引き継ぎに支障が出る恐れがあります。
  2. 社内外の関係者の理解と協力が得やすくなる
    事業承継には、社員や取引先、金融機関などの理解と協力が必要です。見える化されていることで、計画性と信頼性を持って話が進められます。
  3. 問題点の早期発見と対策が可能になる
    見える化を進める中で、普段は気づきにくい課題やリスクが明らかになり、事前に対策を打つことができます。

どうやって見える化を進めるか

“見える化”は一度に完璧に行う必要はありません。以下のステップで段階的に取り組むことが効果的です。

ステップ1:自社の現状を把握する

まずは、過去3年分の財務諸表取引先リスト従業員の役割などを整理しましょう。税理士や会計事務所と連携して、財務の健康診断を行うのもおすすめです。

ステップ2:事業の核となる部分を特定する

会社の強み競争優位性利益を生んでいる部門など、引き継ぐ上で重要な部分を明確にします。

ステップ3:承継後のビジョンを描く

後継者が自信を持って経営に取り組むためにも、「今後どうしていきたいのか」という中長期的なビジョンを経営者自身が示すことが重要です。

まとめ

事業承継は一朝一夕で進むものではありません。だからこそ、第一歩として“見える化”から始めることが、成功への近道です。自社の現状を整理し、関係者と共有することが、円滑な承継と未来への準備につながります。

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